講座詳細

社会参加と仲間づくりで健康なシニアライフを!
絵本の読み聞かせボランティア活動にみる認知症予防効果の事例から

C1433200

講座趣旨

 長寿社会の進展において、住み慣れた地域で健康で快適なシニアライフを送るには、社会参加と仲間づくりが大切といわれています。社会参加の例としては、就労やボランティア活動、学習・スポーツ、健康づくりなどがあげられます。
 この講座では、東京都健康長寿医療センター研究所「社会参加と地域保健研究チーム」の安永正史さんにご登壇いただき、これから定年を迎え、退職後何か地域活動などをしたいと考えている方々に、社会参加のもたらす効果や、そのためのヒントについてお話しいただきます。また、同研究チームの最近の研究結果によれば、「絵本の読み聞かせボランティア」活動を通した社会参加が、認知症予防をはじめとする健康なシニアライフに効果があることがわかりましたので、この事例についてもご紹介いただくとともに、読み聞かせインストラクターの熊谷裕紀子さんのご指導による「読み聞かせ体験」も行います。

 本講座では、健康長寿医療センター研究所が、地域の幼稚園、保育園、小学校などでシニアが絵本の読み聞かせを行う活動に着目して2004年より行っている「りぷりんと」プロジェクトを紹介しながら、社会参加と仲間づくりが心身の健康、特に認知機能の維持に及ぼす効果について解説します。さらに、このような座学だけでなく、実際の絵本の読み聞かせ体験を通して、奥深い読み聞かせの世界と、読み聞かせが心身・認知機能に及ぼす効果を体験していただきます。最後には、地域における読み聞かせ活動に関する情報提供の時間も設けます。健康づくり、仲間づくりのために社会参加活動を始めるきっかけとして生かして下さい。

【当日の流れ】(予定)
午後1時30分〜2時30分  講義
午後2時30分〜4時00分  絵本の読み聞かせ体験   
午後4時00分〜4時30分  情報提供・まとめ
〔途中休憩あり〕

講座概要

講座日程 2014年11月29日 (土)
時間 13:30〜16:30
定員 30 人
回数 1回
受講料 0 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
11月29日
13時30分〜16時30分 三鷹ネットワーク大学 安永 正史 東京都健康長寿医療センター研究所・社会参加と地域保健研究チーム研究員
熊谷 裕紀子 りぷりんと専属読み聞かせ講師・学校教育ボランティアコーディネーター

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