講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第34回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】

第35回は、8月2日金曜日です。



 

講座概要

講座日程 2024年 7月 5日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 飛浩隆「自生の夢」【所収】『自生の夢』〈河出文庫〉、日本SF作家クラブ編『日本SF短篇50 V 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー』〈ハヤカワ文庫JA〉、大森望編『NOVA1 書き下ろし日本SFコレクション』〈河出文庫〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 6月4日(火)午前9時30分〜7月4日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
7月 5日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【課題図書について】
 今回の課題作は飛浩隆「自生の夢」。《73人を言葉の力で死に追いやった稀代の殺人者が、怪物〈忌字禍(イマジカ)〉を滅ぼすために、いま召還される》(版元の内容紹介より)。第41回星雲賞日本短編部門を受賞し、短篇集巻末に掲載のノートで《二〇一〇年代の作者の看板作だろう》と著者自身が認めている、まさに2010年代の日本SFを代表する作品のひとつです。作品集の他の作品は必須ではありませんが、同じ世界観の「#銀の匙」「曠野にて」「野生の詩藻」にも目を通しておくと、作品世界により入りやすいかもしれません。
【選書ポイント】
 飛浩隆は1982年にデビューしたSF作家。寡作で知られ、40年以上のキャリアと高い人気とがありながら、本になっているのは長編・中短編合わせても10に足りないほど。その少ない作品数でSF系の賞を複数受賞しており、中編集『象られた力』、短篇集『自生の夢』で2度、日本SF大賞を受賞しています。高い評価と人気を誇る、現代日本SFを代表する書き手の一人といっていいでしょう。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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