講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち (124)
太宰 治「眉山」(その1)

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講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

※本講座は、声を発する講座のため、マスクの着用を推奨します。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)

次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、2023年10月22日(日)を予定しています。

講座概要

講座日程 2023年 9月20日 (水)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 8月22(火)午前9時30分〜9月19日(火)午後9時

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日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
9月20日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 太宰 治「眉山」(その1)
 太宰治の「眉山」全文を、3回に分けて読んでいきます。
 太宰が三鷹で暮らし始めたのは昭和14年9月1日です。お酒の好きな太宰には行きつけの店がいくつもありました。屋台「若松屋」もその一つ。三鷹駅の南側、コラルの駐車場入り口付近にあった屋台で、現在はその場所に「若松屋」跡のプレートが設置されています。太宰は「若松屋」の鰻が好物でした。今は、当時のたれのレシピのまま、国分寺駅の南側で営業を続けています。
 「眉山」には、「若松屋」が三鷹の「さかなや」として登場します。その店の主の姉が新宿で営業しているのが、同じ店名の料理屋「若松屋」で、そこの女中のトシちゃんが物語の主人公です。
 作中の「僕」とトシちゃんのやり取りが面白く、軽快にストーリーが展開していきますが、実はしんみりとする話。1回目は、そのやり取りを楽しみましょう。

講師

原 きよ(はら きよ) 朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れる。文化庁の芸術家派遣事業登録アーティスト。9月22日から24日まで動物アクセサリー作家「かなねこや」とのコラボライブを開催予定。

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