講座詳細
オーロラと宇宙の天気―宇宙の嵐と地球周辺の宇宙環境
【天文・科学情報スペース企画展関連講座】
講座趣旨
成蹊大学企画講座 【天文・科学情報スペース企画展関連講座】
オーロラと宇宙の天気―宇宙の嵐と地球周辺の宇宙環境
三鷹ネットワーク大学の正会員である成蹊大学を含む成蹊学園では、2018年4月にサステナビリティ教育研究センター(ESDセンター)を開設し、小学校から中学・高等学校、大学までの連携によって持続可能な開発のための教育(ESD)を学園ぐるみで進めています。
こうした取り組みの原点とも言える事例が、学内の成蹊気象観測所で1926年(昭和元年)から90年以上にわたって継続している武蔵野地域の気象観測や、世界の気象現象に関する研究です。
今回は同学園の企画講座として、地球と大気の境目で起こる特異な現象について分かりやすく解説します。
講師は、成蹊大学副学長で、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター所長、同大学理工学部教授の藤原 均(ふじわら・ひとし)さんです。
◆お申込み
こちらのURLからお申込みください。(8月8日(火)9:30より申込開始)
https://forms.gle/1rLMksxkXFNfXXa9A
【関連した企画展のお知らせ】
「オーロラと宇宙の天気展2023」2023年7月28日(金)〜9月24日(日)
企画展の詳細は、天文・科学情報スペースhttps://mitakatkjs.mall.mitaka.ne.jp/へお問い合わせください。
講座概要
講座日程 | 2023年 9月10日 (日) |
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時間 | 10:00〜11:30 |
定員 | 40 人 (先着制・小学3年生以上)※小学生は保護者同伴、中学生は保護者の同意が必要です。 |
回数 | 1回 |
受講料 | 0 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
申し込み | Googleフォームでのお申し込みです。URLは8月8日(火)午前9:30に公開します。 |
受付期間 | 8月8日(火)午前9時30分〜9月9日(土)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 9月10日 |
10時00分〜11時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 藤原 均 | オーロラと宇宙の天気―宇宙の嵐と地球周辺の宇宙環境 宇宙にも「天気」があるのをご存じでしょうか?天気と言っても、雨や台風のことではありません。主に、宇宙機や宇宙通信に関係した宇宙環境の変動のことを言います。太陽からは太陽風と呼ばれるプラズマのガスが吹き出し、また、太陽フレアやコロナ質量放出現象なども発生します。その結果、地球周辺の宇宙環境は激しくかき乱され、磁気嵐と呼ばれる現象が発生します。近年では、太陽嵐とか宇宙嵐とも呼ばれています。宇宙嵐の夜には、オーロラが激しく輝きます。 本講座では、オーロラと宇宙天気の関係や、オーロラに関する様々な話題について紹介します。 |
講師
藤原 均(ふじわら ひとし) | 成蹊大学副学長/サステナビリティ教育研究センター所長/理工学部教授
国立極地研究所客員教授 東北大学 大学院理学研究科 地球物理学専攻 博士後期課程終了、博士(理学)。京都造形芸術大学・専任講師、東北大学大学院理学研究科・助手・助教、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ・研究員、東北大学大学院理学研究科・准教授を経て、現職。 専門は超高層物理学で、コンピュータシミュレーション、北欧に設置されている欧州非干渉散乱レーダー観測等によりオーロラ・太陽活動変化に伴う熱圏・電離圏変動を研究している。 |