講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第13回)
―科学と文学の間(あわい)に

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、国内外のSF小説を中心にコミック、科学エッセイなど幅広く読んでいます。
 在宅勤務・リモートワークといった“おうち時間”が増えるなか、ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか? 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。

【今後の予定】
 第14回は10月7日(金)となります。第二期では、つぎのような作家の作品を取り上げる予定でいます。海外の作家では、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、ロバート・F・ヤングなど、日本の作家では、津村記久子、村田沙耶香、伴名練などです。

講座概要

講座日程 2022年 9月 2日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」(『無伴奏ソナタ〔新訳版〕』〈ハヤカワ文庫SF〉所収)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 8月9日(火)午前9時30分〜 9月1日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
9月 2日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎 オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」(『無伴奏ソナタ〔新訳版〕』〈ハヤカワ文庫SF〉所収)
 映画にもなっている『エンダーのゲーム』の原作者として知られ、日本でも人気のSF作家、オースン・スコット・カード。今回は著者の代表作で、音楽がテーマの短篇「無伴奏ソナタ」を取り上げます。音楽は数学でもあるなどと言われたりしますが、音楽とSFは相性がいいのか、音楽をテーマにしたSF作品は意外にたくさんあります。音楽とディストピアをからめた作品を一緒に読み解いてみましょう。
【今回の選書ポイント】
 昨年一昨年は、パンデミックで、音楽を演奏したりライヴに集ったりする機会が制限されたり奪われたりがありました。今年は、音楽業界団体が特定政治家の支援を公表し、反発した音楽関係者の署名運動にまで発展する、そんなこともありました。ディストピア社会で音楽を生み出すこと、音楽を楽しむことの意味を読み手に突きつけてくる今回の課題作品は、こうした時期を経験した今だからこそ、読む意味と価値がいっそう増す作品と言ってもいいかもしれません。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者、ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『本屋図鑑』『本屋会議』(夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(洋泉社)があります。

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