講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち (111)
森 鴎外「山椒大夫」(その3)

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講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)

 次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、9月25日(日)を予定しています。

講座概要

講座日程 2022年 8月27日 (土)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 7月19(火)午前9時30分〜8月26日(火)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
8月27日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 森 鴎外「山椒大夫」(その3)
 今年、没後100年となる森鴎外は、三鷹市の禅林寺に眠っています。8月は、6月から取り組んでいる鴎外の「山椒大夫」その3です。7月は、母親と離れ離れになった安寿と厨子王が山椒大夫に買われ、慣れない仕事を強いられながらも、良き人の助けで、最初の日はなんとか仕事を終えたというところまででした。
 二人は男女なので、それぞれ別の部屋に分けられるのが決まりでしたが、死んでも別れぬと訴えます。別々の部屋におけば死ぬかもしれぬということで、同じ部屋で過ごせるようになりました。夜な夜な父母との再会を夢見て、逃げ出す相談をする二人。それを大夫の息子たちに聞かれてしまい、その罰として二人は額に烙印を押されてしまいます。
 心情を読み取りながら台詞も楽しみましょう。

講師

原 きよ(はら きよ) フリーアナウンサー・朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。演奏家との共演も好評で、ピアノ、ハープ、月琴、リュートなど、様々な楽器とのコラボも多い。文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」登録アーティスト。

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