講座詳細
数字はつくられた―統計不信問題の歴史的起源
みたか地球市民講座
講座趣旨
「みたか地球市民講座」とは
(1)「不安な時代」を生き抜くための学び
終身雇用の崩壊、新型コロナウイルス感染症の流行など、先行きの見えない「不安な時代」にわたしたちは生きています。こうした時代にこそ、学びを通して確かな視座を構築していきましょう。
(2) 地域から世界を考える
地域から国全体や世界を考える、ボトムアップ型の講座です。三鷹という地域にいかりを下ろし、そこから地域や世界を見渡し、一緒にじっくり考えていきましょう。
(3)地域の“大学”としての新たな取り組み
三鷹ネットワーク大学は地域性を生かし、コミュニティを育み、学びを創出する、地域の“大学”です。「みたか地球市民講座」を通して、みなさんと協働して新たな学びを創っていきましょう。
講座概要
講座日程 | 2022年 7月 9日 (土) |
---|---|
時間 | 10:30〜12:00 |
定員 | 24 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 6月7日(火)午前9時30分から7月8日(金)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
---|---|---|---|---|
第1回 7月 9日 |
10時30分〜12時00分 | 三鷹ネットワーク大学 | 佐藤 正広 | 「数字はつくられた―統計不信問題の歴史的起源」 日本の政府統計において現在、不適切な処理などが問題とされています(統計不信問題)。この問題は現代の状況だけを見ても、なぜそのようなことになったかを理解することはできず、その歴史的起源を追究する必要があります。この講義では、統計を作成するという営みについて、日本と世界、特に西欧とを比較し、統計をめぐる日本の社会的風土について考えていきます。 |
講師
佐藤 正広(さとう まさひろ) | 東京外国語大学大学院国際日本学研究院・特任教授
1955年東京生まれ。埼玉大学経済学部、一橋大学大学院卒。一橋大学講師、助教授、教授を経て、現在は東京外国語大学大学院特任教授。主な著作に『国勢調査 日本社会の百年』(岩波書店、2015年)、『数字はつくられた 統計史から読む日本の近代』(東京外国語大学出版会、2022年)など。 |