講座詳細
「茶旅から見えたアジアと日本、その知られざる歴史的繋がり」【オンライン講座】
みたか地球市民講座 テーマ講座“文化から見る世界の諸相”
講座趣旨
「茶旅から見えたアジアと日本、その知られざる歴史的繋がり」
『お茶』をキーワードにアジアを旅する茶旅を始めて20年。中国、台湾、東南アジア、インドなど各地を歩き続けて見えてきたその歴史を、これまでにない独自の視点から解説。また茶のルーツから現代茶事情まで、知っているようで知らないお茶に関する素朴な疑問にもアジア的視点からメスを入れていく。お茶好きはもちろん、歴史好き、旅好きの方々が聞きたい内容を満載!
本講座はオンライン開催に変更になりました。ご注意ください。
みたか地球市民講座 テーマ講座
「みたか地球市民講座」とは
(1)「不安な時代」を生き抜くための学び
終身雇用の崩壊、新型コロナウイルス感染症の流行など、先行きの見えない「不安な時代」にわたしたちは生きています。こうした時代にこそ、学びを通して確かな視座を構築していきましょう。
(2) 地域から世界を考える
地域から国全体や世界を考える、ボトムアップ型の講座です。三鷹という地域にいかりを下ろし、そこから地域や世界を見渡し、一緒にじっくり考えていきましょう。
(3)地域の“大学”としての新たな取り組み
三鷹ネットワーク大学は地域性を生かし、コミュニティを育み、学びを創出する、地域の“大学”です。「みたか地球市民講座」を通して、みなさんと協働して新たな学びを創っていきましょう。
テーマ講座の今年度のテーマは「文化から見る世界の諸相」です。
講座概要
講座日程 |
2021年 7月14日 (水) 〜2021年 9月22日 (水) |
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時間 | 下記をご確認ください。 |
定員 | 24 人 (先着制) |
回数 | 5回 (通し講座) |
受講料 | 一 般 3,000 円 市 民 2,500 円 市民在勤・在学 2,500 円 市 民 学 生 2,500 円 会 員 円 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | 下記をご確認ください。 |
受付期間 | 6月8日(火) 午前9時30分から8月24日(火)閉館まで |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 7月14日 |
19時00分〜20時30分 | オンライン(Zoom) | 須賀 努 | 茶旅って何? お茶をキーワードに旅をして20年。なぜ茶旅をするのか、どこが面白いのかを解説し、さらには実際にアジア各国を駆け巡った様子を紹介する。単に茶畑に行くだけではなく、その国、その地域の文化、歴史、経済、民族など、茶旅を通して見ていく。 |
第2回 7月28日 |
19時00分〜20時30分 | オンライン(Zoom) | 須賀 努 | お茶のシルクロード 万里茶路を行く 茶はロシアへ運ばれていく! 18世紀から20世紀初頭まで、実際にあった茶葉の道。その壮大な輸送ルートをシベリア鉄道に乗って旅をして、見えてきたものとは何か。茶畑のほぼない世界最大の茶葉消費国ロシア、その対ロシア茶貿易も考える。 |
第3回 8月25日 |
19時00分〜20時30分 | オンライン(Zoom) | 須賀 努 | ミャンマーの食べるお茶 お茶は元々食べるものだったのか? ミャンマー・中国国境の山中に分け入り、食べるお茶ラペッソーを探す旅。日本の原風景、日本人のルーツはここにあったのか、と思わせる食文化の数々を紹介し、同時に現在のミャンマー情勢の一端にも触れる。 |
第4回 9月 8日 |
19時00分〜20時30分 | オンライン(Zoom) | 須賀 努 | 茶を通じて繋がる日本と台湾 日東紅茶と森永紅茶の歴史 リプトンを意識して三井が作った日東紅茶は実は台湾発だった! あのお菓子の森永も台湾で作られた紅茶を買い取って、森永紅茶を作っていた。しかもその流れは戦後日本へ繋がっていく。知られざる国産紅茶の歴史を紐解いていく。 |
第5回 9月22日 |
19時00分〜20時30分 | オンライン(Zoom) | 須賀 努 | 煎茶って何? 普段何気なく飲んでいる煎茶。しかし煎茶はいつからあるのか、そしてなぜ煎茶を飲むようになったのかを知る日本人は多くはない。江戸時代の煎茶は抹茶の対抗馬であり、反幕府の象徴でもあった?? 合わせてアジア各国の仏教と茶についても、紹介してみたい。 |
講師
須賀 努(すが つとむ) | コラムニスト
1961年東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。金融機関在職中に上海語学留学、台湾、香港、北京で合計17年の駐在を経験。20年前にお茶をキーワードにした「茶旅」を開始。2019年まで年間240日以上にわたり、アジア各地の茶畑、茶荘、茶関係者を訪ね歩き、茶の歴史を研究中。 日本台湾交流協会『交流』に「台湾茶の歴史を訪ねる」を4年間連載。また静岡県茶業会議所『月刊茶』及び中国の日本語雑誌『人民中国』に連載中。日本およびアジア各地でお茶の歴史関連のセミナー講師を務めている。 |