講座詳細
大人のための音読講座・三鷹ゆかりの作家たち(88)
亀井勝一郎の「太宰治の思い出」(その2)
講座趣旨
特定非営利活動法人みたか都市観光協会企画講座
大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
三鷹ゆかりの作家・作品たち
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。
講座概要
講座日程 | 2020年 9月19日 (土) |
---|---|
時間 | 10:30〜12:30 |
定員 | 10 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 8月4日(火) 午前9時30分より〜9月18日(金)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
---|---|---|---|---|
第1回 9月19日 |
10時30分〜12時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ | 亀井勝一郎の「太宰治の思い出」(その2) 亀井勝一郎(1907〜1966)は、三鷹市下連雀で暮らした文芸評論家で、太宰治と親交があったことでも知られています。「太宰治の思い出」〔初出『新潮』(1948年9月)〕は、太宰の入水自殺を知った亀井が、その後ほどなく発表した文章です。亀井は、「太宰に出会ったのがいつだったかはっきり思い出せぬが、昭和11年の秋の太宰の最初の創作集「晩年」の出版記念会でなかったか…」と書いています。その後、太宰が昭和14年に三鷹に越してきてから深い付き合いが始まりました。太宰を良く知る亀井勝一郎の文章を通して、小説とはまた違った太宰の側面に触れていきましょう。 ◆ みなさんで声に出して作品を味わいます… |
講師
原 きよ(はら きよ) | フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。演奏家との共演も好評で、ピアノ、ハープ、月琴、リュートなど、様々な楽器とのコラボ作品のレパートリーも多い。 文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」登録アーティスト。 |