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講座詳細
未来を拓くプラズマパワー
―人工太陽の開発から宇宙探査まで
講座趣旨
(一社)電気学会 寄付講座
本講座を主催する一般社団法人電気学会は、1888年に創設された学者・技術者で構成される会員組織の学術法人です。すでに1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会ですが、一方では時代の変遷・進展にあわせ、また、国際的視野に立って、電気学術全般の研究・調査活動やその成果の発表を通じ、社会に貢献していきたいと考えています。
講座概要
講座日程 | 2020年 9月 9日 (水) |
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時間 | 19:30〜21:00 |
定員 | 20 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 8月4日(火)午前9時30分〜9月8日(火)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 9月 9日 |
19時30分〜21時00分 | 三鷹ネットワーク大学 | 服部 邦彦 | 未来を拓くプラズマパワー――人工太陽の開発から宇宙探査まで 静電気や雷など身近にある電気の放電現象は、プラズマ(電離気体)が深くかかわっています。プラズマは、第4の物質状態と呼ばれ宇宙の既知物質の99.9%以上を占めています。このプラズマは、今では産業、医療、農業など、非常に幅広い分野での研究・応用がなされています。この講座では、簡単な放電実験を実演しながら、プラズマの基礎や応用を解説します。特に未来の技術として注目されている、海水から無尽蔵のエネルギーを取り出す人工太陽(核融合発電)の開発や、火星や太陽系外の宇宙旅行も可能にするプラズマロケットを取り上げます。これらの話はもはやSFではなく現実味を帯びた技術なのです。 |
講師
服部 邦彦(はっとりくにひこ) | 1991年 筑波大学大学院工学研究科(物理工学専攻)修了 工学博士 取得
1991〜1993年 国立天文台野辺山宇宙電波観測所研究員 1994〜2006年 東北大学大学院工学研究科(電気・通信工学専攻) 2007年〜現在 日本工業大学共通教育学群 所属学会:電気学会、プラズマ・核融合学会、応用物理学会、日本物理学会、日本天文学会 専門分野:プラズマ理工学、電磁波応用計測、科学教育 |