講座詳細
社会インフラとしての電気
―北海道ブラックアウトに学ぶ
講座趣旨
本講座を主催する一般社団法人電気学会は、1888年に創設された学者・技術者で構成される会員組織の学術法人です。すでに1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会ですが、一方では時代の変遷・進展にあわせ、また、国際的視野に立って、電気学術全般の研究・調査活動やその成果の発表を通じ、社会に貢献していきたいと考えています。
講座概要
講座日程 | 2019年 9月13日 (金) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 30 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 8月6日(火)午前9時30分より |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 9月13日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 大来 雄二 | 電気エネルギーを供給するシステムは、社会インフラとしてなくてはならないものです。停電しては困ります。しかし人間が作ったものである以上、絶対に停電しないシステムはあり得ません。昨年(2018年)9月6日(水)午前3時8分に発生した北海道胆振東部地震の影響で、北海道全体が停電したことは記憶に新しいところです。 北海道の規模の電力システムが全部停まったことは、世界初と言われています。事実、東日本大震災のような大災害の時にも、東北電力管内で通常通り電気が使えた地域はありましたし、東京電力管内はほとんど停電しませんでした。しかし今回の北海道の事例は他人事ではなく、いつ東京に起きないとも限りません。もちろん電力会社は緊急時に備えてさまざまな対策をしていますが、「絶対」はありません。その時皆さんはどうするでしょうか。ともに考えましょう。 |
講師
大来 雄二(おおきた ゆうじ) | 金沢工業大学 科学技術応用倫理研究所・客員教授、NPO法人次世代エンジニアリング・イニシアチブ・理事長
東京大学工学部電気工学科卒。米国マサチューセッツ工科大学電気工学・コンピュータ科学専攻大学院修士課程修了。1969〜2000年(株)東芝、2000〜06年東芝総合人材開発(株)、06〜08年日本技術者教育認定機構(JABEE)。06〜(現在)金沢工業大学科学技術応用倫理研究所客員教授。NPO法人次世代エンジニアリング・イニシアチブ理事長。日本工学アカデミー会員。電気学会上級会員およびIEEJプロフェッショナル。 |