講座詳細

人間とコミュニケーションする人工知能

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講座趣旨

“もっと科学に親しもう!”7
 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。

講座概要

講座日程 2019年 7月18日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 6月4日(火)午前9時30分より

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日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
7月18日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 今井 倫太 本講座では、人とロボットのコミュニケーションの研究を通して明らかになってきた、人の認知的特徴について紹介します。今まで人が作り出してきた道具と異なり、複雑な判断を自律的に行う人工知能システムを人にどう見せていくかを考えることが重要です。特に、人とコミュニケーションする人工知能システムを実現する上で、人らしさの要素を取り込むことの重要性を解説します。人と人工知能のコミュニケーションの問題は、人工知能がより広く真の意味で人の生活の中で活用されていく上で解決されるべき課題であり、 人のコミュニケーションにおける認知メカニズムを理解することで、人工知能技術を誰もが利用できるようになると考えられます。

講師

今井 倫太(いまい みちた) 慶應義塾大学 理工学部 教授
 1992年慶應義塾大学理工学部電気工学科卒業。1994年同大学大学院計算機科学専攻修士課程修了、同年NTTヒューマンインタフェース研究所入社。1997年ATR知能映像通信研究所へ出向。2002年慶應大学大学院理工学研究科後期博士課程修了、博士(工学)。2009年-2010年シカゴ大学客員研究員。現在、慶應大学理工学部情報工学科教授およびATR知能ロボティクス研究所研客員究員。2017年ドコモモバイルサイエンス賞社会科学部門優秀賞受賞。人型ロボットや自律エージェントと人とのインタラクションの研究に従事。情報処理学会、電子情報通信学会、人工知能学会、日本認知科学会、日本ロボット学会、ヒューマンインタフェース学会、ACM、IEEE各会員。

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