講座詳細

20世紀を開くビタミンの発見
―鈴木梅太郎と理研100年

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講座趣旨

 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。

 理化学研究所「三太郎」のひとりである「鈴木梅太郎」の学術的貢献と社会実装、満州国大陸科学院の創設などの時代背景とともに半世紀以上にわたる活動に触れる。
 
【鈴木梅太郎博士略歴】(1874−1943)
静岡県牧之原市(旧相良町)出身。農芸科学者。
米糠から新栄養素オリザニン(ビタミンB1)を発見。
その後、ビタミンA、C、Dなど様々な天然物から抽出されるビタミンの研究や合成酒製造法を研究するなど、当時の国民の栄養改善等に貢献した。
さらに、それらの販売を通じた収入は、当時の理研の財政基盤を支えた。
晩年は、大陸科学院院長として、旧満州国版理研の運営にあたるなどした。
文化勲章受章。
 

講座概要

講座日程 2018年 9月20日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 500 円
市     民 500 円
市民在勤・在学 500 円
市 民 学 生 0 円
会     員 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 8月21日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
9月20日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 小川 智也 東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員

講師

小川 智也(おがわ ともや) 東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員
有機合成化学者。糖鎖工学分野の提唱者。東大助手を1年で退職し、理研の研究員に応募。
理研主任研究員、東大教授・評議員を奉職。1998年より理研理事、副理事長としてミレニアム
センタ−群の立ち上げに関わる。
その後、理研横浜研究所所長、和光研究所・事業所長、研究顧問を歴任。
東大名誉教授。理研名誉研究員。

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