講座詳細
大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち(68)
〜林 芙美子の「婚期」より その2〜
講座趣旨
◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にすることです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
7月に続いて林芙美子の作品を取り上げます。ゆかりの作家?とおもわれるかもしれませんが、林芙美子は太宰治の「ヴィヨンの妻」の装丁と挿絵を手がけ、また太宰の訃報に接し、三鷹の太宰の自宅に駆けつけるなど、太宰治と深い交流がありました。「婚期」は姉妹にまつわる結婚話。太宰も「律子と貞子」という姉妹の結婚話を上梓しています。二人の間でもしかしたら、そんな話を交わしたことがあったかもしれません。どちらの作品も姉妹の性格がなんとなく似通っています。次回は太宰の姉妹の話を読みましょうか…?
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
7月に続いて林芙美子の作品を取り上げます。ゆかりの作家?とおもわれるかもしれませんが、林芙美子は太宰治の「ヴィヨンの妻」の装丁と挿絵を手がけ、また太宰の訃報に接し、三鷹の太宰の自宅に駆けつけるなど、太宰治と深い交流がありました。「婚期」は姉妹にまつわる結婚話。太宰も「律子と貞子」という姉妹の結婚話を上梓しています。二人の間でもしかしたら、そんな話を交わしたことがあったかもしれません。どちらの作品も姉妹の性格がなんとなく似通っています。次回は太宰の姉妹の話を読みましょうか…?
講座概要
講座日程 | 2018年 8月 8日 (水) |
---|---|
時間 | 10:30〜12:30 |
定員 | 10 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 7月3日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
---|---|---|---|
第1回 8月 8日 |
10時30分〜12時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家 |
講師
原 きよ(はら きよ) | フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。平成30年8月17日(金)には太宰治文学サロンでの100回目の朗読会に、中村雅子さんと出演予定。 |