講座詳細
トランプ大統領 VS 科学
講座趣旨
AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。
トランプ米大統領の誕生は世界の政治や経済に様々な波紋を広げているが、科学も例外ではない。
地球温暖化に対する懐疑論を根拠にした温暖化抑止の国際協定(パリ協定)からの脱退や中東系移民に対する入国制限、科学技術関連予算の大幅削減など、科学や技術の力によって国際的優位を築いてきた米国の足元を揺るがす決定は、大統領自身が提唱する「アメリカ・ファースト」の方針に矛盾しかねない。今年4月に米国の科学者がトランプ政権の政策に抗議するデモを米国各地で行った。同調する動きは欧州各国でもみられた。
なぜ大統領はこうした主張を繰り返すのか。また、そうした大統領が支持を受ける米国の選挙民の関心・心情はどこにあるのか。そこには現代の科学・技術に対する根強い不信感があるのかもしれない。
こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。
トランプ米大統領の誕生は世界の政治や経済に様々な波紋を広げているが、科学も例外ではない。
地球温暖化に対する懐疑論を根拠にした温暖化抑止の国際協定(パリ協定)からの脱退や中東系移民に対する入国制限、科学技術関連予算の大幅削減など、科学や技術の力によって国際的優位を築いてきた米国の足元を揺るがす決定は、大統領自身が提唱する「アメリカ・ファースト」の方針に矛盾しかねない。今年4月に米国の科学者がトランプ政権の政策に抗議するデモを米国各地で行った。同調する動きは欧州各国でもみられた。
なぜ大統領はこうした主張を繰り返すのか。また、そうした大統領が支持を受ける米国の選挙民の関心・心情はどこにあるのか。そこには現代の科学・技術に対する根強い不信感があるのかもしれない。
講座概要
講座日程 | 2017年 9月21日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 8月22日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 9月21日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 滝 順一 日本経済新聞社 編集局 編集委員 |
講師
滝 順一(たき じゅんいち) | 日本経済新聞社 編集局 編集委員
1979年に早稲田大学政治経済学部を卒業、日本経済新聞社に入社。東京本社産業部、新潟支局を経て、84年に東京本社科学技術部に配属、科学技術や環境、医学などの取材に携わる。その間、89〜92年にワシントン支局、93〜96年に大阪本社経済部編集委員、2009年から論説委員と東京本社科学技術部編集委員を兼務。16年9月から現職(編集局編集委員)。 |