講座詳細
七夕の夜空に思いを馳せて
〜宇宙観測の最前線〜
講座趣旨
この講義では天文学が対象とする宇宙について、3つの観点からわかりやすく解説する。
第1回では、まず、現在の宇宙の姿とその大きさを述べる。映像とスケールモデルなどを使って、我々が住む宇宙はどんな姿をしているかを紹介する。次に星の誕生と死を概説し、その結果我々人類が誕生したことを理解する。
第2回では、宇宙の誕生と進化に関する標準理論であるビッグバン宇宙論を解説し、その理論の枠組みで、宇宙についてわかっていることとわかっていないことをまとめる。
第3回では、天文観測技術の発展を概観する。技術進歩で可能になった太陽系外惑星探査からはじめて、望遠鏡の歴史を概観し、天文観測技術の最先端を紹介する。アインシュタインの予言から100年後に発見された重力波の観測も紹介する。
本講座は、七夕の日または伝統的七夕の日の前後、全国各地で行われる天文や宇宙をテーマにした「全国同時七夕講演会」(主催:日本天文学会)の一環として開催します。
※毎回、会場が異なりますので、ご注意ください。
【第1回会場】三鷹ネットワーク大学
【第2回会場】天文・科学情報スペース
【第3回会場】生涯学習センター
第1回では、まず、現在の宇宙の姿とその大きさを述べる。映像とスケールモデルなどを使って、我々が住む宇宙はどんな姿をしているかを紹介する。次に星の誕生と死を概説し、その結果我々人類が誕生したことを理解する。
第2回では、宇宙の誕生と進化に関する標準理論であるビッグバン宇宙論を解説し、その理論の枠組みで、宇宙についてわかっていることとわかっていないことをまとめる。
第3回では、天文観測技術の発展を概観する。技術進歩で可能になった太陽系外惑星探査からはじめて、望遠鏡の歴史を概観し、天文観測技術の最先端を紹介する。アインシュタインの予言から100年後に発見された重力波の観測も紹介する。
本講座は、七夕の日または伝統的七夕の日の前後、全国各地で行われる天文や宇宙をテーマにした「全国同時七夕講演会」(主催:日本天文学会)の一環として開催します。
※毎回、会場が異なりますので、ご注意ください。
【第1回会場】三鷹ネットワーク大学
【第2回会場】天文・科学情報スペース
【第3回会場】生涯学習センター
講座概要
講座日程 |
2017年 7月 8日 (土) 〜2017年 7月22日 (土) |
---|---|
時間 | 下記をご確認ください。 |
定員 | 30 人 (先着制) |
回数 | 3回 通し受講のみ |
受講料 | 2,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 下記をご確認ください。 |
受付期間 | 6月6日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
---|---|---|---|---|
第1回 7月 8日 |
15時00分〜16時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 岡村 定矩 法政大学理工学部創生科学科教授/東京大学名誉教授 |
宇宙って何だか知っていますか? |
第2回 7月15日 |
15時00分〜16時30分 | 天文・科学情報スペース | 同上 | 宇宙はどこまでわかったのか |
第3回 7月22日 |
15時00分〜16時30分 | 生涯学習センター | 同上 | 宇宙を知るための技術 |
講師
岡村 定矩(おかむら さだのり) | 法政大学理工学部創生科学科教授/東京大学名誉教授
1948年山口県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程(天文学専攻)単位取得退学。東京大学東京天文台助手、エジンバラ王立天文台客員研究員、東京天文台助教授を経て、1991年東京大学理学部教授、2003年理学系研究科長・理学部長、06年理事・副学長。その後、東京大学国際高等研究所長を務め、12年より法政大学理工学部創生科学科教授。研究テーマは、銀河天文学と観測的宇宙論。 |