講座詳細

アストロノミー・パブ2014年7月 近代化遺産を見る目
国立天文台の国登録有形文化財を中心として

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講座趣旨

 アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」が1時間、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 国立天文台三鷹キャンパスには現在10件の登録有形文化財がありますが、このうち7件は、昨年11月に答申があり、この4月25日に登録されたものです。世界文化遺産としての登録を控える富岡製糸場など、近代遺産が注目されていますが、特別な目的を持って作られた建物にはどのような魅力があり、何が評価されているのか、改めて見てみたいと思います。

 ゲストは工学院大学建築学部建築デザイン学科客員研究員の二村 悟さん。ホストは三鷹市教育委員会教育部生涯学習課文化財担当職員です。

■受付締切:平成26年7月1日(火)午後5時
■結果発送:平成26年7月2日(水)

講座概要

講座日程 2014年 7月19日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
申し込み Web、FAX、窓口、郵送
受付期間

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
7月19日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学

講師

二村 悟(ニムラ サトル) 工学院大学建築学部建築デザイン学科客員研究員
1972年静岡県生まれ。ICSカレッジオブアーツ非常勤講師、株式会社医院企画プロジェクト主任研究員ほか。元静岡県立大学客員准教授。専門は近代化遺産。2013年秋の文化庁文化審議会で答申された、国立天文台三鷹キャンパスの国立天文台ゴーチェ子午環第一および第二子午線標室、国立天文台旧図庫及び倉庫(旧図書庫)などの調査を担当。著書に『静岡茶の発展と建築・文化の近代化』(静岡県立大学/09)、『図説 台湾都市物語』(河出書房新社/10)、『日本の美術 近代化遺産交通編』(ぎょうせい/11年)、『食と建築土木』(LIXIL/13)、『日本の産業遺産図鑑』(平凡社/14)など。
三鷹市 職員(− −) 三鷹市教育委員会教育部生涯学習課
文化財担当職員
生涯学習課では、三鷹市内にある貴重な文化財の保護と活用に努めています。その範囲は、遺跡や建造物、古文書など有形の文化財だけでなく、芸能や習俗など無形の文化財まで、多岐にわたっています。文化財は、意識して守らないと簡単に損なわれていってしまいます。その保護のために文化財保護法や条例などがあり、文化財の指定・登録制度があります。このたび、国立天文台の7つの建造物が国登録文化財となりました。文化財を保護する立場から、その価値を皆さんにお伝えするお手伝いをさせていただきます。

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