講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第44回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1つの作品をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ作品をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。

【今後の予定】
 2025年4月に始まった第5期では、松崎有理、村田沙耶香ら日本人作家のほか、英語圏以外の海外文学作品、アジアの翻訳文学作品も取り上げる予定です。
 第45回は、6月13日金曜日です。


 

講座概要

講座日程 2025年 5月 9日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 キム・チョヨプ 「わたしたちが光の速さで進めないなら」 (『わたしたちが光の速さで進めないなら』〈ハヤカワ文庫NV〉所収)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 4月8日(火)午前9時30分〜5月8日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
5月 9日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 今回の課題作品はキム・チョヨプ「わたしたちが光の速さで進めないなら」。同題の短編集『わたしたちが光の速さで進めないなら』(ハヤカワ文庫NV)に収録されています。《打ち棄てられたはずの宇宙ステーションで、その老人はなぜ家族の星への船を待ち続けているのか……》(版元の内容紹介より)。大きな事件が起きるわけではないのに、不思議に心に残る、韓国の気鋭の作家の手になる話題作を一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 キム・チョヨプは1993年生まれの韓国の女性作家。『わたしたちが光の速さで進めないなら』はデビュー作品集ですが、本国韓国ではベストセラーになり、日本でも大いに話題になりました。長編『派遣者たち』の邦訳が昨秋刊行されたばかりです。『わたしたちが光の速さで進めないなら』には女性宇宙飛行士が登場する短篇「わたしのスペースヒーローについて」も収録されていますので、合わせて読むのもいいでしょう。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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