講座詳細

サイエンスカフェみたか4月【オンライン講座】
プラスチックと人類および地球環境の共存を目指して

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講座趣旨

くらしとバイオプラザ21企画サロン
サイエンスカフェみたか   3月 第102回


 「サイエンスカフェみたか」とは、NPO法人くらしとバイオプラザ21が企画するサイエンスカフェです。
 講義スタイルではなく、飲み物を手にしながらのカフェスタイルで、サイエンス=科学についての知識を深めてみませんか。
 普段から疑問に思っている事や自分のアイデアをゲストや参加者同士で楽しく語り合いましょう。

※オンライン会議アプリのZoomを使用した講座です。ご自宅などからご参加ください。

【お申込みリンク】
こちらからお申し込みください。Peatixからのお申し込みとなります。
https://scmitaka20250424.peatix.com

 NPO法人くらしとバイオプラザ21は、市民に対話の場を提供し、バイオテクノロジーの理解と信頼を築くことを目指し、2002年に設立されました。多様な立場の人たちの間でコミュニケーションを図り、科学技術のメリットとデメリットを伝え、中立で公益性を保って活動したいと考えています。遺伝子組換え技術やゲノム編集技術、遺伝子診断や個別化医療など難しそうな言葉が新聞やテレビに登場していますが、その背景には特定分野の専門家だけでは議論しきれない生命倫理、サイエンスコミュニケーションなどの課題もあります。私たちが、発展していくバイオテクノロジーとそれを利用した製品やサービスを、納得して選ぶために、ご一緒に考え、話し合っていきたいと思います。
 

講座概要

講座日程 2025年 4月24日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 20 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 オンライン(Zoom)
申し込み Peatixでのお申し込み・お支払いです。左のリンクからお申し込みください。
受付期間 3月18日(火)午前9時30分〜4月23日(水)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
4月24日
19時00分〜20時30分 オンライン(Zoom) 岩田 忠久 プラスチックと人類および地球環境の共存を目指して
  現在、環境にやさしいプラスチックとして、石油を原料とせず、植物などの再生 産可能資源から生産される「バイオマスプラスチック」と、環境中で微生物の働きに より二酸化炭素(CO2)と水(H2O)にまで完全に分解される「生分解性プラスチック」 の開発が望まれています。
 本講座では、高性能な環境に優しいプラスチックの開発と開発中の生分解性プラスチックが深海でも分解されることを実証した最新の研究成果を紹介します。プラスチックの抱える課題解決に向けて、さまざまな観点から一緒に考えましょう。

講師

岩田 忠久(いわた ただひさ) 東京大学大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻・教授
1966年2月 広島県生まれ
1989年3月 京都大学農学部林産工学科卒業
1992年8月 フランス政府給費留学生として、フランス国立科学研究センター植物高分子研究所(グルノーブル)に留学
1994年3月 京都大学大学院農学研究科林産工学専攻 博士後期課程修了、博士(農学)を取得
1996年10月 理化学研究所・高分子化学研究室 研究員
2006年11月 東京大学大学院農学生命科学研究科助教授
2012年3月 同大学院教授
2018年4月 東京大学総長補佐
2023年4月 同研究科副研究科長、総長特任補佐
受賞歴:繊維学会賞、ドイツイノベーションアワード(ゴッドフリード・ワグネル賞)、高分子学会賞、文部科学大臣表彰
著書 :絵本『イチからつくる プラスチック』(岩田忠久編、2020年3月、農山漁村文化協会)

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