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講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第43回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1つの作品をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ作品をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。

【今後の予定】
 2025年4月から第5期が始まります。松崎有理、村田沙耶香ら日本人作家のほか、キム・チョヨプなど、英語圏以外の海外文学作品、アジアの翻訳文学作品も取り上げる予定です。
 第44回は、5月9日金曜日です。

 

講座概要

講座日程 2025年 4月 4日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 小林泰三「海を見る人」 (『海を見る人』〈ハヤカワ文庫JA〉所収)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 3月4日(火)午前9時30分〜4月3日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
4月 4日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 今回のテーマは(2つの)異なる世界。作品は小林泰三「海を見る人」。同題の短編集『海を見る人』(ハヤカワ文庫JA)に収録されています。「浜から来た少女に恋したわたしは、一年後の再会という儚い約束を交わしました。なぜなら浜の一年は、こちらの百年にあたるのですから」(版元の内容紹介より)。時間進行が異なる世界を生きる二人の関係を描いた、ホラー作品でデビューした作家の手になるものとは思えないような、心に残る作品を一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 小林泰三はホラー・SF・ミステリと複数のジャンルで活躍した作家。2020年に58歳という若さで惜しくも亡くなってしまいましたが、20数年という決して長いとは言えない活躍期間に多くの作品を残しています。デビューこそホラー作品ですが、SF系の賞も受賞しており、SFだけの選集やミステリだけの選集が編まれるなど、没後もジャンルを超えた評価・人気をほこる作家です。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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