講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち(133)
―林 芙美子「子供たち」(その3)

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講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)

次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、2024年7月21日(日)を予定しています。


 

講座概要

講座日程 2024年 6月29日 (土)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 5月21日(火)午前9時30分〜6月28日(金)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
6月29日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 林 芙美子「子供たち」(その3)
 太宰治の「ヴィヨンの妻」の装丁を手掛け、太宰治と交流のあった林芙美子の短編「子供たち」の3回目講座です。40歳の時に新生児を養子として迎え、溺愛した芙美子は、そのころから子供たちのための童話を書き始めました。
 作品の主人公は、お金を無心してくる子供たちを最初は嫌がっていましたが、次第に興味を覚え、接し方も変わってきます。最終回で、主人公は、そのような子ども達とは境遇の全く違う富裕層の子どもにふいに声をかけてしまいます。そうして、その夜の友人の出版記念会で思うのは、金を無心してきた子供たちが、こんな雨の夜に、何をしているだろう…ということでした。
 主人公の心情に寄り添って、気持ち優先に声を出しましょう。

講師

原 きよ(はら きよ) 朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れる。文化庁の芸術家派遣事業登録アーティスト。朗読集団「コトザウルス」、シニア劇団「シアターRAKU」所属。自主企画の「響き合いプロジェクト」の次回公演は7月27日土曜日。リュート奏者の永田斉子との共演が決まっている。

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