講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第32回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】

第33回は、6月7日金曜日です。

 

講座概要

講座日程 2024年 5月10日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 レイ・ブラッドベリ「『ウ』は宇宙船の略号さ」 【所収】『ウは宇宙船のウ【新版】』〈創元SF文庫〉 萩尾望都「ウは宇宙船のウ」 【所収】『ウは宇宙船のウ』〈小学館〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 4月9日(火)午前9時30分〜5月9日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
5月10日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【課題図書について】
 今回の課題作品はレイ・ブラッドベリ「『ウ』は宇宙船の略号さ」。宇宙船の発射。フェンスの向こうの世界。宇宙への、宇宙飛行士への憧れ。少年たちの友情と別れ。SFの抒情詩人、ブラッドベリの「らしさ」が全編に現れた、心に残る一篇です。今回は同作の萩尾望都によるコミカライズ「ウは宇宙船のウ」と併せて読むことで、文章と絵による描写の違い、受ける印象の違いなどを比較しながら、この名篇を一緒に楽しみたいと思います。
【選書ポイント】
 レイ・ブラッドベリは、アメリカのSF作家。この読書会では2回目の登場となります。萩尾望都は『ポーの一族』『トーマの心臓』他、多数の作品で今なお強い人気を誇るマンガ家。キャリアのごく早い時期からSFへの関心を示しており、多数のSF作品があり、『バルバラ異界』では日本SF大賞も受賞しています。海外でも高い人気と評価をほこり、フランスのアングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞したことが報じられたのも記憶に新しいところです。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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