講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第19回)
科学と文学の間(あわい)に

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の小説・コミック・科学エッセイなどを幅広く読んでいきます。
 在宅勤務・リモートワークといった“おうち時間”が増えるなか、ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか? 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。
※ 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】
 第20回は2023年5月12日(金)です。第二期では、海外の作家によるSFの名作・定番短篇と、現代日本文学の、主に女性の作家による作品を交互に取り上げています。

 

講座概要

講座日程 2023年 4月 7日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 「男たちの知らない女」 【所収】『愛はさだめ、さだめは死』〈ハヤカワ文庫SF〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 3月7日(火)午前9時30分〜 4月6日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
4月 7日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【課題図書について】
 今回の課題作品はジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「男たちの知らない女」。《ユカタン半島に不時着した男女を襲う意外な運命》(版元の内容紹介より)と、あらすじだけだと遭難サバイバルもののように見えますが、SFならではのひねりと驚きに満ちた作品になっています。女性登場人物の行動から、フェミニズムSFともされる本編を一緒に読み解いてみませんか。
【選書ポイント】
 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは、「接続された女」「愛はさだめ、さだめは死」「たったひとつの冴えたやりかた」といった、内容だけでなくタイトルも印象的な傑作群を70年代から80年代にかけて次々に世に送り出し、今なお多くのSF好きに読まれ、愛されている作家です。今回は、課題作品だけでなく、作家自身――なぜこの筆名で書いたのか(書かなければならなかったのか)、なぜあのような最期を選んだのか――についても考えてみたいと思います。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者、ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(洋泉社)があります。

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