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講座詳細
中央線沿線の文学風景III(Bコース)
―文学のなかの三鷹

講座趣旨
中央線沿線の文学風景III―文学のなかの三鷹
三鷹には、太平洋戦争前から戦後まもなくまで山本有三や太宰治が、1950年の市制施行以降は瀬戸内寂聴や村上春樹さらに吉村昭・津村節子夫婦や又吉直樹まで著名な文学者たちが居住し、作品のなかで三鷹の街や自然の風景を描いてきました。また、中央線沿線に居住した多くの作家も三鷹周辺の風景を描いています。これらの作品に描かれた風景を歴史や社会的な経緯を含めて考察することにより、作品を読む新たな楽しみを見つけるとともに三鷹の地域特性や魅力を再発見していきます。
本講座(Ⅲ)は、中央線沿線の文学風景Ⅰ(2020年)とⅡ(2021年)により東中野から高尾まで概観してきた文学風景を三鷹周辺に絞って詳しく掘り下げるものです。教室で講座を受講するだけのAコースと、講座受講に加えて実際に文学作品の舞台を散策するBコース(講座、散策)の2つを用意しました。初めての参加でも、十分楽しめる内容です。A・Bいずれかのコースを選んでお申し込みください(Bコースは通し受講のみ)。同時に両方の申込はできません。
<5月22日(日)散策の行程>
・午後1時に京王井の頭線・三鷹台駅改札に集合→三鷹台駅北側周辺→井の頭公園駅周辺(駅南側の戦前の住宅開発地を含む)→神田川源流・ひょうたん橋→井の頭公園→(大盛寺周辺)→松本訓導受難碑→旧南井の頭田園住宅(戦前の住宅開発地)→三鷹市山本有三記念館庭園→太宰治旧居跡→三鷹ネットワーク大学で午後4時ごろ解散
・全体行程で約6km
・持ち物:飲み物、配布資料、当日天候に応じて雨具等
・三鷹ネットワーク大学が加入しているNPO活動保険適用対象です(事故・怪我等の保障)。
・原則雨天決行します。(天候によりコースを変更する場合があります。)
講座概要
講座日程 | 2022年 5月15日 (日),2022年 5月22日 (日) |
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時間 | 下記をご確認ください。 |
定員 | 15 人 (先着制) |
回数 | 2回 (通し受講のみ) |
受講料 | 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 下記をご確認ください。 |
受付期間 | 4月19日(火)午前9時30分~5月14日(土)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 5月15日 |
14時00分~15時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 矢野 勝巳 | 三鷹の文学風景 三鷹はなぜ多くの著名な作家が居住し、作品の舞台としてきたのか。三鷹周辺の風景はどのように描かれてきたのか。その特徴は何か。具体的に作品に即して考察するとともに作家の居住の経緯も確認していきます。太宰治や村上春樹の諸作品の他、主な作品として、瀬戸内寂聴『場所』や津村節子『紅梅』、松本清張『波の塔』や又吉直樹『火花』さらに最新の芥川賞受賞作である砂川文次『ブラックボックス』などを取り上げます。 特に、井の頭公園周辺を取り上げた作品は多くあり、歴史的変遷を含めどのように描かれているのか見ていきます。 |
第2回 5月22日 |
13時00分~16時00分 | 散策 | 矢野 勝巳 | 三鷹の文学風景を歩く 様々な作品に取り上げられている地域を歩きます。井の頭池を源流とする神田川の谷を起点に、三鷹台駅北側周辺から井の頭公園附近そして玉川上水沿いの松本訓導受難碑を通って三鷹市山本有三記念館(庭園)や太宰治旧居跡から三鷹ネットワーク大学まで歩きます。途中、昭和戦前の住宅地開発を井の頭公園駅近くと万助橋近く(旧南井の頭田園住宅)において見学します。 散策する地域周辺を描いた戦後の作品では、松本清張『球形の荒野』や桐野夏生『抱く女』、古川日出男『サマーバケーションEP』や山田詠美『無線優雅』、辻井喬(堤清二)や吉村昭の諸作品などがあります。 |
講師
矢野 勝巳(やの かつみ) | 元 三鷹市山本有三記念館 館長
法政大学社会学部卒。1978年三鷹市役所入庁。長年生涯学習や文化事業に携わる。文学関連では、『没後50年太宰治展 心の王者』や太宰治文学サロン及び『三鷹市市制施行60周年記念展 三鷹ゆかりの文学者たち』等の企画・実施を担当する。三鷹市山本有三記念館館長及び三鷹市文芸担当課長を歴任。三鷹市役所退職後は、中央線沿線ゆかりの文学者や沿線を描いた作品の調査研究を行っている。著書に『歴史的環境の形成と地域づくり』共著(名著出版)、『日本近代文学館 館報』や『多摩のあゆみ』等への執筆。 |