講座詳細

大人のための音読講座・三鷹ゆかりの作家たち(97)
太宰治「故郷」(その1)

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講座趣旨

特定非営利活動法人みたか都市観光協会企画講座
大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
三鷹ゆかりの作家・作品たち

 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

講座概要

講座日程 2021年 6月23日 (水)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 5月18(火)午前9時30分〜6月22日(火)閉館時間

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日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
6月23日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 太宰治「故郷」(その1)
 長引く新型コロナウイルスの影響で故郷に帰ることが出来ず、懐かしく思っている方も多いことでしょう。そこで、今回は太宰治が母の病床を見舞うという内容の「故郷」(初出『新潮』、1943年)を取り上げます。
 「昨年の夏、私は十年振りで故郷を見た」という主人公の太宰は、昨年いろいろな事情で久しぶりに青森に帰郷した際、家長である長兄が不在だったため、三鷹の家に戻ってからも心残りを感じていました。そんな折、母が重態だという知らせを受け、妻子を引き連れて再度故郷へ向かいます。5〜6年は元気でいるだろうと思っていた母への思いや、長兄との再会の場面などを想像しながら音声化していきましょう。

講師

原 きよ(はら きよ) フリーアナウンサー・朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。演奏家との共演も好評で、ピアノ、ハープ、月琴、リュートなど、様々な楽器とのコラボも多い。文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」登録アーティスト。

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