講座詳細

雷の秘密を探る(その2)
―雷の被害を防ぐにはどうするの?

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講座趣旨

 本講座を主催する一般社団法人電気学会は、1888年に創設された学者・技術者で構成される会員組織の学術法人です。すでに1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会ですが、一方では時代の変遷・進展にあわせ、また、国際的視野に立って、電気学術全般の研究・調査活動やその成果の発表を通じ、社会に貢献していきたいと考えています。
 昨年、雷に関する講座を開講しましたが、今回も、引き続き雷に関する講座を開講します。

講座概要

講座日程 2019年 6月14日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 5月21日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
6月14日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 新藤 孝敏  雷は電力設備にとっては大敵で、現在でも停電の原因で最も多いのが雷であり、雷対策は電力会社にとって最も重要な課題の一つです。
 昨年の講座では、雷発生のメカニズム、雷観測、雷から身を守るには、という内容をお話ししました。今回はその続編として、送電線などの電力設備での雷の被害と、その被害を防ぐ方法について紹介します。
 また、一般の建物では、雷の被害を防ぐために「避雷針」というものが用いられているのをご存じの方も多いかと思いますが、避雷針のアイデアはベンジャミン・フランクリンが出したものです。しかし、それが世の中に認められるまでには、長い歴史があります。
 本講座では、これらの内容について、分かりやすくお話しします。

講師

新藤 孝敏(しんどう たかとし) (一財)電力中央研究所 名誉研究アドバイザー
 1953年11月21日生。1978年3月、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。同年4月、(財)電力中央研究所入所。現在、一般財団法人電力中央研究所 名誉研究アドバイザー。
 主として大気中の放電現象、送変電設備の外部絶縁設計に関する研究に従事。電気学会より論文賞、進歩賞、業績賞などを受賞。1987年9月〜1988年9月アメリカ・フロリダ大学客員研究員。博士(工学)、電気学会 Fellow、米国電気電子学会(IEEE) Fellow。

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