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講座詳細
アストロノミー・パブ6月 銀河の分類に参加しよう
―市民天文学への招待
講座趣旨
国立天文台企画サロン アストロノミー・パブ
アストロノミー・パブは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。前半はホストとゲストによる「トークタイム」、後半は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。
講座概要
講座日程 | 2019年 6月15日 (土) |
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時間 | 18:30〜20:30 |
定員 | 25 人 (定員を超えた場合は抽選です) |
回数 | 1回 |
受講料 | 3,000 円 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 5月7日(火)午前9時30分〜5月28日(火)午後5時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 6月15日 |
18時30分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | ゲスト:臼田-佐藤 功美子 ホスト:内藤 誠一郎 |
銀河の分類に参加しよう―市民天文学への招待 アマチュア観測者の貢献が大きい天文学。それでも、本格的な研究に参加するには高いハードルがあります。そんな中、近年活発になっているのが「シチズン・サイエンス」。インターネットを通して観察データを提供したり解析を手伝ったり、一般市民が専門家と協同して科学に貢献する道が開かれようとしています。 国立天文台も「市民天文学」プロジェクトを始動します。すばる望遠鏡+ハイパー・シュプリーム・カム(HSC)が撮影した膨大な数の衝突銀河を大勢の市民の目で分類してもらいます。皆さんの参加によって、衝突合体を通じて銀河が成長してゆくという銀河進化論の検証研究が進みます。天文学者が舵を取る最先端の宇宙クルーズ、近日出航。 |
講師
臼田-佐藤 功美子(うすだ-さとう くみこ) | 国立天文台 天文情報センター 特任専門員
1970年、愛媛県生まれ。博士(理学)。2013年までの15年間、米国ハワイ島にて地元に根ざした天文学普及活動を行った。国立天文台天文情報センター着任後は、視覚障害者も楽しめる音声ガイドを国立天文台三鷹見学コースに設置したり、触って理解できる、すばる望遠鏡やアルマ望遠鏡の3D模型開発を行ったりしている。著書『大宇宙 驚異の新発見』(河出書房新社、2015年)は、視覚障害者が聞ける音声ファイルになった。また、聴覚障害者や手話通訳士と一緒に「天文手話」を検討している。 |
内藤 誠一郎(ないとう せいいちろう) | 国立天文台 天文情報センター 広報普及員
東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程満期退学。修士(理学)。専門は電波天文学で、野辺山やチリの望遠鏡を用いて分子雲進化と星形成過程の研究を行ってきた。国立天文台では科学文化形成ユニットを経て現職。「星のソムリエみたか」養成講座アドバイザーも務め、天文学と社会とのコミュニケーション促進に取り組む。執筆参加に『動く図鑑 MOVE 宇宙』(講談社)、『ぜんぶわかる宇宙図鑑』(成美堂出版)等。東京都出身。 |