講座詳細
アストロノミー・パブ4月 天文学と機械学習
講座趣旨
国立天文台企画サロン アストロノミー・パブ
アストロノミー・パブは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。前半はホストとゲストによる「トークタイム」、後半は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。
講座概要
講座日程 | 2019年 4月20日 (土) |
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時間 | 18:30〜20:30 |
定員 | 25 人 (定員を超えた場合は抽選です) |
回数 | 1回 |
受講料 | 3,000 円 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 3月5日(火)午前9時30分〜3月26日(火)午後5時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 4月20日 |
18時30分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | ゲスト:田中 賢幸 ホスト:梅本 真由美 |
天文学と機械学習 近年、天文学では広い空の領域の画像を撮る大規模な観測がなされています。国立天文台すばる望遠鏡でも、300晩を投資したすばる史上最大の観測プログラムが現在進行しています。こういった観測から出てくるデータはまさに「ビックデータ」。天文学でも様々な機械学習の技術が使われています。講座ではこういった大規模観測を紹介し、実際にどのようなことに機械学習が応用されているのかを紹介します。さらに我々が推進している「市民天文学」にも触れたいと思います。これは機械学習する上で欠かせない、教師データを作る上で面白い試みであることに加え、一般市民を天文学研究に巻き込む非常にいい機会だと考えています。 |
講師
田中 賢幸(たなか まさゆき) | 国立天文台 ハワイ観測所 准教授
理学博士。2006年東京大学理学系研究科天文学専攻博士課程短縮修了。 06年、日本学術振興会特別研究員(PD)。07年、ヨーロッパ南天天文台フェロー、10年、東京大学国際高等研究所 数物連携宇宙研究機構ポストドクトラルリサーチフェロー。13年、国立天文台 ハワイ観測所特任助教を経て、自然科学研究機構国立天文台ハワイ観測所准教授。 趣味はサッカーとギター。 |
梅本 真由美(うめもと まゆみ) | 天文ライター/アストロノミー・パブ店主
長野県出身。天文学者の生態をユーモラスに描いたホームページ「天文台マダム日記」をきっかけにライターとなり各種媒体に執筆。月刊星ナビに「天文台マダムがゆく」、国立天文台のwebで「天文台マダム VERAに夢中!」を連載中。取材経験を生かしサイエンス・カフェや講演活動も行っている。 夫の梅本智文(電波天文学者)とともにアスパブ2代目店主を務める。 |