講座詳細
DNAの自己組織化で コンピュータやロボットをつくる?
講座趣旨
AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。
皆さんはDNAと聞いたら何を思い浮かべるでしょうか。細胞、遺伝子組換え、進化など生物に関わることを思い浮かべるのではないかと思います。
本講座では、DNAを物理や化学の材料とみなして利用し、コンピュータやロボットをつくるDNAナノテクノロジーと呼ばれる研究の最前線を紹介します。
DNAには、A・G・C・Tという4種類の塩基があり、私たち生物は、塩基の並びの文字列を使って遺伝情報を記憶しています。DNAナノテクノロジーでは、塩基の文字列を利用して、コンピュータで計算する情報を生成・操作したり、ナノメートル(10億分の1メートル)サイズの構造を設計するために使ったりすることができ、ひいてはナノサイズのロボットまでできてしまいます。では、どうやってやるのか?というのがこの講座の主題です。
こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。
皆さんはDNAと聞いたら何を思い浮かべるでしょうか。細胞、遺伝子組換え、進化など生物に関わることを思い浮かべるのではないかと思います。
本講座では、DNAを物理や化学の材料とみなして利用し、コンピュータやロボットをつくるDNAナノテクノロジーと呼ばれる研究の最前線を紹介します。
DNAには、A・G・C・Tという4種類の塩基があり、私たち生物は、塩基の並びの文字列を使って遺伝情報を記憶しています。DNAナノテクノロジーでは、塩基の文字列を利用して、コンピュータで計算する情報を生成・操作したり、ナノメートル(10億分の1メートル)サイズの構造を設計するために使ったりすることができ、ひいてはナノサイズのロボットまでできてしまいます。では、どうやってやるのか?というのがこの講座の主題です。
講座概要
講座日程 | 2018年 4月19日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 3月20日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 4月19日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 瀧ノ上 正浩 東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 准教授 |
講師
瀧ノ上 正浩(たきのうえ まさひろ) | 東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 准教授
2002年、東京大学理学部物理学科卒業。07年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。 東京大学・京都大学で博士研究員を経て09年より東京大学生産技術研究所特任助教。11年、東京工業大学大学院総合理工学研究科講師。15年、同准教授。16年より、東京工業大学情報理工学院准教授(現職)。 日本生物物理学会・運営委員、分子ロボティクス研究会・主査等を歴任。17年、文部科学大臣表彰・若手科学者賞を受賞。 |