人生100年時代のビューティフルエージングを考える　５月
安心の老後には 今からの準備が必要

　わが国は、世界に例をみない急激な少子高齢化が進んでおり、社会の在り方を抜本的に見直す時期にきています。人生100年時代の社会で、充実し安心して生活するためには、若いうちから学び、働き、人生設計を考えることが大切です。そのためには、国や企業に依存する（公助）だけでなく、地域での助け合い（共助）、自助努力（自助）が重要になっています。ビューティフルな人生を送るためには、自らを育てる“育自”が必要なのです。
　本講座では、人生100年時代を過ごすための実用知識を学ぶ機会を提案し、皆様とともに考えていきます。

　日本の少子高齢化は、世界主要国でも突出して進行しており、2020年には日本の総人口に占める高齢者（65歳以上）の割合は、29.1％になり30年には31.5％、60年には39.9％になると予測されています。
　そういった背景を踏まえ、家族に迷惑をかけずに人生を終わるための準備する必要性が増しています。元気なうちに自身のための葬儀やお墓などの準備、残された者に迷惑がかからぬよう生前整理、残された者が自身の財産の相続を円滑に進められるための計画を立てておくことなどが必須になります。
　本講座では、終の棲家、エンディングノートの必要性、遺言書、お墓などについての実用知識をお伝えします。