講座詳細

日本語の科学が世界を変える
〜なぜ日本人は毎年ノーベル賞を取れるのか?〜

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講座趣旨

 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。

 2017年も、恒例行事のように大隅良典博士がノーベル賞を受賞された。日本の基礎科学に問題はあるが、それでもノーベル賞候補者はまだまだいる。受賞範囲の枠外でも、ニホニウムのように人類文化に大きく貢献する成果が生まれている。ではなぜ、日本の科学・技術は世界の超一流となったのだろうか。経済的繁栄がもたらした単なる副産物にすぎないのだろうか。そうではない。日本が、日本語という母語によって西欧近代文明を受け入れ、自らのアタマと腕で科学文化を吸収・改変し、新たな創造を積み重ねた結果である。私はそう思う。

講座概要

講座日程 2017年 4月20日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 3月7日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
4月20日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 松尾 義之 科学ジャーナリスト
理化学研究所 創立百周年記念事業推進室 嘱託

講師

松尾 義之(まつお よしゆき) 科学ジャーナリスト
理化学研究所 創立百周年記念事業推進室 嘱託
1970年3月 東京都立国立高等学校卒業
1975年3月 東京農工大学工学部応用物理学科卒業
   4月 日本経済新聞社入社・出版局サイエンス編集部に配属
1995年3月 日本経済新聞社出版局科学出版部次長
1998年3月 日本経済新聞社出版局編集部・編集委員
2000年8月 日本経済新聞社を退社。フリー科学エディター
2001年4月 東京農工大学非常勤講師(技術者倫理)
   8月 株式会社白日社編集長
2006年1月 ILLUME(東京電力発行の社会貢献科学雑誌)編集長
2015年5月 理化学研究所(創立百周年記念事業推進室)嘱託

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