講座詳細

数学はこんなに面白い!7 6月
保型形式とは

A1652900

講座趣旨

開講直前のため、ネットからのお申し込みは終了いたしました。受講希望の方は、事務局までお問い合わせください。

 現代数学は抽象化が進み、一見どのように発生し、どのように使われるかが見えにくくなっていますが、実は生活の中や他の自然科学の中に、その源を持ち、思いもよらない応用を持っていたりします。それらの源を訪ねたり、どうして、その応用を持つに至ったかを明らかにしたいと思います。

 月1回ずつ、幅広くテーマを選んでお話ししていきます。出来るだけ予備知識を必要としないように、必要な知識は講座の中で説明していく予定です。
数学が好きな方、数学で語り合う仲間を見つけたい方、久しぶりに勉強したい方、数学には興味があるけど難しそうだなと思う方、ぜひこの機会にお集まりください。2016年度も4月から毎月1回開催をしていきます。

【6月の内容】
 保型形式というものを最初に扱ったのはEuler(オイラー)で、5角数を使った無限和と無限積の等式を与え、その後η(イータ)関数、θ(テータ)関数などが現れ、Riemann(リーマン)のζ(ゼータ)関数に到達しました。
 保型形式論は現在も発展し続けている分野で、Ramanujan(ラマヌジャン) が新種のζ(ゼータ)を発見し、Andrew Wiles(アンドリュー ワイルズ) は楕円曲線と保型形式を関係づけてフェルマーの最終定理を証明しました。
今回は、保型形式とはそもそもどんなものかというお話をしたいと思います。

講座概要

講座日程 2016年 6月 2日 (木)
時間 10:00〜11:30
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
6月 2日
10時00分〜11時30分 三鷹ネットワーク大学 小林 一章 東京女子大学名誉教授

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