講座詳細
植物ホルモンの不思議な働きと農業への応用
講座趣旨
「ヒッグス粒子」「宇宙のスプライト」「深海のダイオウイカ」など、科学の世界にはこれまで知られていなかった驚きの事実がたくさんあります。また、日常生活のなかにも科学の眼を通してみると、まったく新しい視点がひらけてくるようなできごとが数多く散らばっています。こうした誰にも興味が持てるような題材を選んで、その核心にわかりやすくせまっていこうというのが、この講座のねらいです。講師の方々と気軽にディスカッションをしてください。
環境の変化に対して、動物のように条件の良い場所に移動できない植物は独自の適応能力を身に着けている。そのひとつに光、水、温度、栄養、病原菌などの環境条件の変化に応じて植物ホルモンを調節し、生長を制御している。古くはジベレリンの構造解析にはじまり、アブシジン酸、オーキシン、サイトカイニン、ブラシノステロイドや新しい枝分かれ抑制ホルモンのストリゴラクトンの研究まで、理化学研究所は植物ホルモン研究の世界をリードしてきた。この植物ホルモンの不思議な働きを紹介し、農業への利用についてもお話しする。
講座概要
講座日程 | 2016年 4月21日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 4月21日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 神谷 勇治 国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター コーディネーター 兼 外務・研究調整部 |