講座詳細
理研RIビームファクトリー
〜原子核とその応用研究の歩み〜
講座趣旨
「ヒッグス粒子」「宇宙のスプライト」「深海のダイオウイカ」など、科学の世界にはこれまで知られていなかった驚きの事実がたくさんあります。また、日常生活のなかにも科学の眼を通してみると、まったく新しい視点がひらけてくるようなできごとが数多く散らばっています。こうした誰にも興味が持てるような題材を選んで、その核心にわかりやすくせまっていこうというのが、この講座のねらいです。講師の方々と気軽にディスカッションをしてください。
【講座内容】
2007年、10年の歳月と500億円を投じたRIビ−ムファクトリ−が運転を開始しました。この次世代の重イオン加速器施設は、天然には存在しない原子核を人工的に発生させる能力が世界一です。この施設の誕生によって、原子力を生み出すウランが宇宙でどのようにして生まれたのかという「元素の起源」の解明や、そのウランを原発で燃やすとできる廃棄物のやっかいな放射能を低減化する研究が初めて可能になりました。これらの研究成果とそこから生まれた応用研究などをご紹介します。
講座概要
講座日程 | 2015年 5月21日 (木) |
---|---|
時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
---|---|---|---|
第1回 5月21日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 矢野 安重 国立研究開発法人 理化学研究所 仁科加速器研究センター 特別顧問 |