講座詳細

アストロノミー・パブ2015年5月 時空の地平線と銀の星
―星景写真について語る―

Orange_100x100

講座趣旨

 アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」が1時間、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 私たちが何気なく見上げる夕焼けの空。宵の明星が輝き、夜の闇がやってくる。そんな瞬間を眺めていると、私たちは、この地球に生かされていることに気づくだろう。空気と水、空に浮かぶ雲も、私たちの環境を守り包む大気のベールである。どうして、星空と地上の風景を同時に入れた星景写真をなぜ撮影するのか。二人の写真家が、それぞれ、星景写真に託す世界観を語りながら、いま、私たちが存在しているこの瞬間の意味を考えてみます。

講座概要

講座日程 2015年 5月16日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
申し込み Web、FAX、窓口、郵送
受付期間

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
5月16日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:大西 浩次 星景写真家・長野工業高等専門学校一般科教授
ホスト:飯島 裕 写真家

講師

大西 浩次(オオニシ コウジ) 星景写真家・長野工業高等専門学校一般科教授
 1962年富山県生まれ、長野市在住。博士(理学)、長野工業高等専門学校一般科教授。日本星景写真協会監事。研究分野は、重力マイクロレンズによる太陽系外惑星探査などの天文学であるが、科学教育にも力を注ぎ、2012年の金環日食の際には、安全な日食観測法の普及活動に努めた。小学校2年生より天体撮影を行うが、1980年代後半より、星景写真を撮影し、現在、全国各地で、星景写真展「時空の地平線」を開催し、星景写真の魅力を伝える活動をしている。
飯島 裕(イイジマ ユタカ) 写真家
 1958年埼玉県生まれ。広告制作会社に勤務後、ハレー彗星回帰の86年からフリーの写真家として独立。月刊天文情報誌『星ナビ』の銀塩フィルムによる星景写真「銀ノ星」は2003年に開始して現在も連載中。天文情報誌のほか、カメラ雑誌などに星景写真や撮影機材の解説記事なども多数執筆。国立天文台の広報用写真撮影を担当。星景写真の撮影講座や講演の講師も務める。いつも「星は撮るより眺めたい」。

戻る