講座詳細

“ヒッグス粒子”その後
〜リニアコライダーが拓く世界〜

A1453200

講座趣旨

 「ヒッグス粒子」「宇宙のスプライト」「深海のダイオウイカ」など、科学の世界にはこれまで知られていなかった驚きの事実がたくさんあります。また、日常生活のなかにも科学の眼を通してみると、まったく新しい視点がひらけてくるようなできごとが数多く散らばっています。こうした誰にも興味が持てるような題材を選んで、その核心にわかりやすくせまっていこうというのが、この講座のねらいです。講師の方々と気軽にディスカッションをしてください。

【講座内容】
 欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)によってヒッグス粒子がついに発見されました。この発見はこれからの素粒子物理学にどんな意味を持ち、展望を与えるのでしょうか。また、これからの研究に極めて大きな役割を果たすといわれる国際リニアコライダー(ILC)とはどんなもので、日本への誘致には、どんな意義と課題があるのでしょうか。

講座概要

講座日程 2014年 6月19日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
6月19日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 山田 作衛 東京大学 名誉教授、高エネルギー加速器研究機構 名誉教授、総合研究大学院大学 名誉教授 

講師

山田 作衛(ヤマダ サクエ) 東京大学 名誉教授、高エネルギー加速器研究機構 名誉教授、総合研究大学院大学 名誉教授

専門:素粒子実験物理学
 
 1941年長野県生まれ小柴昌俊教授のもとで電子・陽電子衝突実験に従事。1995年東京大学原子核研究所長、J-PARCとなった加速器計画の策定。97年高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所長。2007年10月より13年6月まで、国際リニアコライダー計画リサーチディレクターとしてILCでの実験計画推進。

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