講座詳細

数学はこんなに面白い!5 6月
連分数とは

A1452600

講座趣旨

 現代数学は抽象化が進み、一見どのように発生し、どのように使われるかが見えにくくなっていますが、実は生活の中や他の自然科学の中に、その源を持ち思いもよらない応用を持っていたりします。それらの源を訪ねたり、どうして、その応用を持つに至ったかを明らかにしたいと思います。

 月1回ずつ、幅広くテーマを選んでお話ししていきます。出来るだけ予備知識を必要としないように、必要な知識は講座の中で説明していく予定です。
 数学が好きな方、数学で語り合う仲間を見つけたい方、久しぶりに勉強したい方、数学には興味があるけど難しそうだなと思う方、ぜひこの機会にお集まりください。2014年度も4月から毎月1回開催を予定しています。

【6月の内容】
 数1.41421356....とは何ですかと質問されたらなんと答えるでしょう。おそらく2 と答えるのではないでしょうか。このように長い小数が与えられて、この数は何ですかと言われたら、簡単な分数で答えるか、簡単な無理数で答えるでしょう。しかし与えられた長い小数が何か、類推出来なければ、そもそもその妥当性がわかりません。このような類推する方法として連分数というものがあります。今回はその連分数というものについて解説します。

講座概要

講座日程 2014年 6月 5日 (木)
時間 10:00〜11:30
定員 30 人
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
6月 5日
10時00分〜11時30分 三鷹ネットワーク大学 小林 一章 東京女子大学名誉教授

講師

小林 一章(コバヤシ カズアキ)  1940年東京生まれ。早稲田大学理工学研究科卒業。神戸大学、北海道大学を経て、84年から東京女子大学文理学部数理学科教授。2009年より同大学名誉教授。専門は位相幾何学で80年代後半より結び目の研究を始め、その後空間グラフの研究に重心を移す。著書に「曲面と結び目のトポロジー」(朝倉書店)、「空間グラフの理論」(培風館)など。(公財)数学オリンピック財団前理事長。

戻る